オープンサイエンスの潮流が 研究公正に与える影響
責任ある研究活動(Responsible Conduct of Research: RCR)の推進 ー「研究公正推進プログラム」のすすめー
Upholding Research Integrity in the era of Generative AI (生成AIの時代における研究公正の担保)
Getting Fit for an Open Access Future
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毎年ご好評頂いているWiley Research Seminar(ワイリーリサーチセミナー)は、今年は対面方式からオンライン方式で開催致しました。
オンデマンド録画、講師の発表資料へアクセスできます。
ご不明点等ございましたら、libraryapac@wiley.com までお問い合わせください。
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オープンアクセス、オープンリサーチは、世界で研究・出版に関わる大きな潮流となっていますが、それと同時に研究公正が様々な分野で大きく注目されています。
学術情報流通の大きな責任を担う出版社である当社としては、研究者が倫理規定や研究責任を再認識し、研究活動の透明性を改めて理解する必要があると考えております。また、このような研究のオープン化のトレンドが増している状況下に置かれている研究者の皆様をサポートしていく重要性がかつてないほど増しています。日本の研究成果が国際社会へ発信される研究を次世代に繋いでいくためには、国際的に信頼性、確実性のある研究環境を整えることは不可欠です。
今回のセミナーは「研究公正を考える:未来につなぐ研究」をテーマとし、第一線の専門家のプレゼンテーションを交えながら、研究コミュニティが直面している重要な課題、問題、可能性を探ります。
参加のメリット:
対象者:
Peter D'Onghia Wiley APAC ディレクター、パートナーパブリッシング
林 和弘 データ解析政策研究室長、文部科学省 科学技術・学術政策研究所
オープンサイエンスの潮流はデータとしての知識をよりオープンに社会にもたらすことで、科学と社会の姿を変えるものであり、UNESCOやG7など、世界の政策のアジェンダとなっている。
そのオープンサイエンスの重要な側面の一つに、研究の透明性と再現性の向上がある。研究者は研究データ、方法論、結果をオープンに共有することで、他の研究者が研究を再現したり、結果を検証したりすることが可能になる。一方、 多量の論文データと所属や研究助成の情報を合わせて分析することで、新たな研究評価の在り方も模索されており、それと連動する形で、研究公正に関しても光と影を投げかけている。本講演では、オープンサイエンスの潮流が研究公正に与える影響について、現状と今後の可能性について解説する。
札野 順 大学総合研究センター 教授、早稲田大学
責任ある研究活動(RCR)とは、研究者が、研究の倫理と公正性を最重要の価値として共有し、再現性を含め質の高い研究成果を創出する活動です。米国のNational Institutes of Health は、RCRに関する教育は、研究者育成の中核であるとしている。
もちろん、研究者個人が研究公正を重視し、RCRを実践すべきことが基本ではあるが、研究者個人だけではなく、大学・研究所などの研究機関、研究資金配分機関、出版社などが連携して、研究者がRCRを実践できる研究環境の構築と整備が今まで以上に求められている。
本講演では、RCRの推進に向けた環境を整備するための「研究公正推進プログラム」の概要について解説するとともに出版に係る研究公正推進の具体的な取り組み事例を紹介する。
Betsy Matsunaga 北東アジア リージョナル・ディレクター、Turnitin Japan(ターンイットイン・ジャパン)
ChatGPT等をはじめとする生成AIは、アカデミック・インテグリティ(学問における誠実性・公平性・一貫性)の観点から教育における影響や可能性について論じられることが多いですが、研究公正に対してはどのような影響や可能性があるのでしょうか。
本講演では、生成AI時代の研究公正に関する新たな考察や概念を研究公正のエキスパートの情報をもとにご紹介します。研究活動を取り巻く状況が急速に変化し、研究者にとって公正性の高い行動基準の実践がますます重要になっている中、本講演を公正性・透明性・健全性を持った研究活動の見直しと更なる強化の契機としていただければ幸いです。
Julia Ballard シニアディレクター、エンゲージメント・インパクト、Wiley
Publication output isincreasing every year and the biggest contributor to that increase is OpenAccess articles. With this growth in article submissions and output comes aneed to change the way publishing works. We must embrace advancements in AI,data, responsible research conduct, peer review, manuscript handling, andmeasuring impact. Julia will discuss the ways that we, as a research andpublishing community, can work together to evolve our mindset and the way wework in order to get fit to thrive in an Open Future.
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